アルギン酸の特性を使って人工キャビアを作ることができます。
アルギン酸は簡単にいえば、昆布などの海藻の表面のネバネバです。このネバネバはカルシウム溶液と混ざると温度に関係なく固まる性質があります。
この性質を利用して、かんたんに小さな球体のゼリーを作ることができます。
カルシウム溶液を作るには食品添加物塩化カルシウムが扱いやすいです。
品名:アルギン酸ナトリウム
内容量:500g
種別:食品添加物
材質:ボトル:PE / キャップ:PE /内蓋:PE
アルギン酸を使ってコーヒーキャビアとトマトキャビアを作ってみます。
****用意するもの]****
[材料] (1)トマトジュース100%×1缶(180cc) / (2)インスタントコーヒー×大さじ1 / (3) 砂糖 ×小さじ2 / (4)アルギン酸ナトリウム / (5)塩化カルシウム
[道具] ボウル15cm~18cmを2個 / ハンドブレンダー / デジタルスケール(最小目盛り0.1か0.5g) /計量カップ250cc /ディスペンサーかフレーバーインジェクション(注射器)
[はじめに]
まずはじめに カルシウム溶液を作っておきます。
水250ccに 塩化カルシウム4gを ブレンダーで溶かします。
(この液体に ピュレ(アルギン酸入り)を一滴づつたらしてキャビアを作るのです。)
[トマトのキャビアの作り方]
(1)トマトジュース180ccにアルギン酸ナトリウム4gをブレンダーで溶かしこみます。
(2)このトマトジュースをディスペンサーに入れて一滴づつ、はじめに作ったカルシウム溶液にたらします。
(3)キャビアができたら よ~く水洗いして、表面のカルシウムを洗い落とします。 これでできあがり!かんたん!
[コーヒーキャビアの作り方]
(1)インスタントコーヒー(大さじ1)と水200ccで作ったコーヒーにアルギン酸4gと砂糖小さじ1を ブレンダーで溶かします。
(2)これをディスペンサーに入れてカルシウム溶液に一滴づつたらすとコーヒーキャビアのできあがり、最後に水で表面のカルシウム溶液を洗い流せば出来上がり!これも簡単!