岐阜県関市の工房で作られる兼松は伝統的製法と熟練の技術によって折り返しの叩きを繰り返す日本刀鍛錬の技術をステンレスに生かして作った和包丁です。
大同特殊鋼のMBS-26刃物用ステンレス材を使用することによって、切れ味の持続性が高く、衛生的で錆びにくく、ハガネは粘りが増して刃こぼれしにくくなりました。
抗菌剤入り積層強化黒色木を使用した握り（グリップ）は伸縮がすくなく耐久性に優れ、和包丁の弱点であるグリップと刃の付け根から腐っていくのを防いでいます。
■ハンドル押さえようの動物の角を使用した鍔ツバは使っていません。
柳刃（関西型刺身包丁）、蛸引(関東型刺身包丁)、出刃包丁、薄刃(菜切り・野菜))の和包丁を代表する4種類ご用意いたしました。
【薄刃（片刃の菜切）包丁】伝統的な野菜用の和包丁です。野菜の薄切りやキャベツなどの千切りに特出しています。
峰から刃の腹までの幅が広く、腹はまっすぐなので、千切りや薄切りに最適です。一般の方が使用しても使い易く怪我も少ない、一家に一本は欲しい包丁です。
皮むきやかつら剥きなどはこの包丁ならではの技法です。
刃の腹が直線的なこの包丁が木製まな板をたたく心地よい音は日本の朝と、日本の家庭料理を感じさせる音です。
■ハンドルには丈夫で水を含みにくく腐りにくい黒木を使用しているのでハンドル押さえようの動物の角を使用した鍔ツバは使っていません。
【製品説明】
・刃渡り；16.5cm(全長；29.5cm)
・刃（背・峰）厚さ；2.2mm
・刃材質；大同特殊鋼のMBS-26 刃物用ステンレス材
・ハンドル取手材質；抗菌剤入り積層強化木
・製造元；江部松商事（岐阜県関市；刃匠 株式会社マサヒロ）
